今年の初釜は。

Mikity2012-01-10

昨日は初釜。
二日に亘って掃除した庭に待合いの椅子をセット。
それでもやり残した感はあるけどね。
結局、庭に植わっている草木の手入れに
尽きるんだろうけど。
いくら池の落ち葉を浚っても、焼け石に水ばい。
天気は良好、軸は「春入千林処々花」。


今年は、客の席に入ることになっていた。
前日の下ごしらえからお当番を決め。
亭主も半東も正客も生徒さんでやる!ってね。
まあ、しかし準備には関わり。
…寄付の集合時間をいつもより遅くしたからって、
ご飯の炊きあがり時間の設定を遅くしたら、
それが間違いだった。
もう、かれこれ茶事も何回目かになっており、
迎え付けからつくばいの作法、にじり口までがスムーズになっていて、
予定時間より早く進み、最初の膳(向付、飯、汁)は焦ったねー。


今年のしんじょ(煮物椀)は、エビではなくカニで。
雑煮(煮物椀)を出していたことを思い出すと、
よくやってた(直前の手間多し)と思うよ。
昨年より、生徒さんから野菜は頂いている、自家製だ。
京人参と里芋、ワサビ菜、大根、三つ葉などなど。
蓮根のきんぴらにショウガを効かせる…新しい発見でした〜旨い!


まあしかし、裏方から客になって受け取る方にまわったはいいけど、
受取方がわからんのね(笑)
いつ食べるのか、いつ器を拭いて返すのか?とかね。
皆で目が泳いでいました〜
茶事に入ると、いつもやっている稽古は、
ホントに最後の最後の部分しかやってないってことを思う。


終わってからの後片付けも、皆に手伝って頂きましたので、
夕方の鐘を撞く前に終わった!
いつも二人でやっていたことを思えば、
こんな清々しいことはないね。