ものすごくうるさくて。

Mikity2012-03-12

Extremely Loud And Incredibly Close
ものすごくうるさくて ありえないほど近い…
9・11で父親を亡くした少年の話だ。
思うのは、生きている者の、
生きていることへのうしろめたさ。
高層ビルへの恐怖、公共機関への恐怖…
追体験を自分の中で出来る限りやった結果、
そうなるんだと思う。
じゃあ、残された者は何ができる?
…というより、残された者はどう受け入れて、どう生きていけばいい?
ということだと思った。
テロが起ころが、自然災害が起ころうが、戦争が起ころうが、
自身、生きて行かなければならない現実。
“他者に対して冷酷である自分のうしろめたさ”と誰かが言っていた。
その立場があるから、人は色んな思想や社会問題を持ち出し、
議論し、その行動を理解しようとするんじゃないかと思った。