無常なる現実のありさま。

Mikity2012-05-05

汝等、臭屍を抱いて臥すことなかれ。
種々の不浄を仮に人と名付く。
重病を得て箭の体に入るがごとし。
諸々の苦痛集まる。
いずくんぞ眠るべき。


汝等の身体は苦しみのもと、
…重病をして苦しんでいる体に、
さらに弓矢が刺さっているかのよう。
臭気を抱きながら、どうしてのんびり眠ることができようか。


欣求浄土と厭離穢土。
厭うから浄土へという、安易な厭世観ではなく、
現実を相対化すること、見つめることを
善導大師は、色んな言葉を尽くして述べられている。
逃避としてしまうと、念仏者の欣求浄土は、甚だ力弱いものになる。
これが実は、難しいと思うけど、これが出発点。
…家康の旗印
近代における捉え方はどうか。