2012-07-31 生きてないとできないからね。 衣食住が整ってこその本願行。 本願行の合間、というか片手間にに福祉実践、 という考え方には賛同できない。 ここでいう福祉は、人間福祉だろう。 福祉実践の対象をあらゆる条件を省いてみると、 人間の生活に焦点化する。 凡夫は凡夫であるがままに、実践する。 そこには、願共諸衆生っていう思想がある。 もちろん思い通りにいかない。 支援側の凡夫も、自分自身をそこで知る。 だからこそ、本願行しかないんだ、 と純粋に如来前で向き合うことができるのだと思う。 如来の前での平等…祖師の真意ではないか。