光のように。
光のように時はうつろい流れ
たちまち五更の初めに至る
無常は時々刻々に至り来る
我々は常に死王とともに在る
諸々の行者たちに勧める
勤め修めて無余涅槃の境地に至れ
――『往生礼讃』
五更は、午前4時…後夜。
”我々は常に「死王」とともに在る”
善導大師の詩の世界には、厳しい懺悔心が根底にある。
自虐的…とは違う、憂いを帯びたというか、
悉く真理だと思うからさ。
宗教心の発こりは、人間は有限であるということを
認知することから
…というような文章を見たなあ、そういえば。