初釜へ。

Mikity2013-01-28

早朝は、風が吹き、雪がちらついていた。
このまま酷くなってくるのか〜と思っていた。
風が強いのは相変わらずだったけど、
昼からは、青空が見えた。


お濃い茶席は、黒塗りの高麗卓に
黄色の水差し(書き付け忘れ)で、
黒塗りに金色で松があしらわれた棗…
香合は梅の花の彫り物だったと思うんだよな…曖昧な記憶。
正客席のみならず、他の客席も島台茶碗が出る。
内側が金と銀のセットの茶碗。初釜しか使われない。
金が太陽で、銀が月といったところか。


薄茶席の水差しが、花柄の布を巻いたような総柄模様に、
取っ手が付いている珍しいものだった(私には)
棗には、”出世柳”があしらわれていた。


蓋を開けた瞬間の、柑橘の香…
柑橘のを上手く使うと、
なんだろう…懐石の想像力?創造力も広がるよね。


写真は早朝6時2分前の月。