どう考えたらよいか。
…さて、ある日の午後、
彼女が急に死んでしまったら、
どうしよう、
どんより煙った午後、
黄いろとバラ色の夕暮、
屋根のうえに煙がおりるころ、
ペンを手にして坐っているぼくを残して、
死んでしまったら。
疑心暗鬼、しばらくは
どう考えたらよいか、
自分にわかっているかどうか、
利口なのか、バカなのか、のろまなのか、
すばしこいのか分からない……
結局、彼女の方がうわてなのではあるまいか。
この音楽は消えいるように終っているので成功だ
ぼくたちはいま死について語っているので――
ところで、いったいぼくにほほえむ権利があるのか。
―――エリオット
寺報が届いていましたね。
”生老病死”の中でも”死”について。
世界各国の状況…スコットランド、チューリッヒ、アムステルダム
先生の”こう”と決めたら行動する行動力ですね。
いつもながら感服します。
個人主義、安楽死、個人の尊厳と権利、自己決定、
そして”選択”…。
どれも難しいですね、わが国では。