…菩薩たちには在家からサンガに出家をし、
そのサンガで教えを請うことがすすめられる。
声聞は、菩薩であるみずからが
はるかなる未来に成仏した際、
その仏の国土における弟子となるべき
貴重な存在であり、
決して批判すべき対象ではない。
…あらゆる衆生を自由に救済し、
限りないリタを実現できるブッダとなるまで、
菩薩は、自らのために修行を続けなければならない。
しかもブッダへの悟りにいたるその険しく困難な道は、
いくたびも生まれ変わりを繰り返す、
想像を絶する永い期間にわたる。
…菩薩は、もっとも困難な道ゆきを、
究極の道を選択した仏教修行者たち…。
