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吉野の山の壮大なスケールに終始圧倒される。
吉野といえば桜、
桜に修験道開祖役行者が
蔵王権現（日本独自の仏）を刻んだ。
国宝や世界遺産が次々に現れる。
信仰の歴史だ。
カラフルなそして迫力のある
三体（釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩）の蔵王権現は、
昨日は開帳されていなかったけど、
その蔵王堂の大きさと、風格だよな…。

入峯修行の山伏の格好をした、多分下りて来られたたくさんの人や
法螺貝の音色を聞いた。
テレビでしか見たことない、
”親孝行するかー！”とか言われて断崖絶壁から乗り出すアレだね！

楠木正行（まさつら）という人について勉強不足。
かへらじと　かねて思へば梓弓　なき数にいる　名をぞとどむる
死の覚悟…。
汗だくになって上って行ったお寺は、
慶安時代、真言宗を改め別時念佛道場（浄土宗）となった。
後醍醐天皇の吉野行宮。