公開講座。

Mikity2013-02-13

復元的考察…
御影研究って盛んなんだろうか?と思った。
法然上人に関しては、
御影が資料が多く残っているということだろうか…
16世紀初頭というのがポイントのようだ。
他のお祖師様の御影はどのくらい残っているのだろう。
まあしかし、違う切り口からの法然上人像を知ることになった。
御影は信仰の対象であってという固定概念から脱却して、
絵画として見る見方。
風呂敷包みをあえて描くところ(足曳の御影)が、
そうじゃないかと思わせるよね。
これも新説なのだろうか、定説なのだろうか…とか。
写実派と似せ絵。
凄腕の画家は、下書きなしの筆の線がわかる…とかさ。
頭の形は描き分け方法の一つ…法然頭。


業の原則。
善因善果ではなく”善因楽果”、
悪因悪果ではなく”悪因苦果”であるということ。
”具体的”な苦楽の原因となった過去の”具体的”な業が
どのようなものであったのかは、仏陀(覚った者)のみ知る。
業は内省的に述べることであって、他人のことを言うものではない。
自業自得は、あくまで”自”であり、”親の因果が子に報い”はない。
善悪業の不相殺性。
業の思想はまやかしだ…?
業の否定は戒の否定になる、ということ。