研修会だよ。

Mikity2016-02-13

”箸使いを知ればお里が知れる”
”箸先五分(1.5?)長くて一寸(3.3?)”
箸にまつわる言葉がたくさんあって…
箸先を1.5センチしか濡らさないで
食べられる?達人ですよね。


和食においての箸の存在と、扱い。
ナイフとフォークとスプーンが
何セットも要らない代わりに
器を持つ必要があるし、持つことが出来る。
ただ、箸を持つ前に器を両手で抱え上げているか
って言われれば、やってないのが大部分で。
箸を先に持って、左手のみで茶碗を抱え上げてる…。


畳に座って、お膳も疊に置いてあれば、
机に置いてあるのとは違って、距離があるから、
両手で取らないと、粗相の原因にはなるなあ
…茶会席とかさ。


まあ、懐紙の使いようですよ。
昔は着物の懐や袂に皆入ってたんでしょうね。
刀を拭いたり、文をしたためたり、
食事においては、要は小皿の代わりで。
手に持たない刺身の盛り皿、煮物の大皿などから
箸で食べ物をつかんで口に持っていくときに、
なみだ箸にならないよう、懐紙で受ける。
白いテーブルクロスに醤油が垂れると目立つよね。
刺身の醤油皿は持っていいということ。
”テレビでは、皆それを手で代わりにやっていますね〜
間違いです!”って…でもついやってしまいますね。
懐紙で受けていた時の名残りなんでしょけどね。


連子鯛の焼き物は、頭を懐紙で押さえて、
身をほぐして食べ、上身を食べ終わったら、
頭と中骨を取り、下身を食べる…。それは、洋食でも同様で。
頭や骨は、懐紙で隠しておく。
天ぷらの塩は、まず手でふり塩をするということ。
確かに、塩の皿に直接つけるとそこだけ辛くなり過ぎるね。
ネタの大きなにぎり寿司は、一口では食べられませんで。
ネタをはがしてシャリを半分に切って
それをネタにくるんでいいと知りましたね〜


”会話も食事の一つですよ”と。
サービスしてくれる方々の進行…
皿が下がって次の料理が出てくるまでは、
会話で繋ぐとか…。
ガツガツ食べていないか〜


講習ありつつ、質問ありつつ2時間かけて食べると、
”お腹一杯になりました〜”って。
いかに普段が早食いかって(笑)