Mikity2007-04-09

昨日は、大村家(大村市)の雛祭りの
お茶会に行ってきました。
一昨日が裏千家で、昨日が表千家の当番ということで
実家の母が張り付いていましたし、
出稽古でお世話になっている先生もお見えでした。


大村雛祭りを旧暦で祝うらしく、
桜の季節に、また違った趣で風流です。
場所は、旧楠本正隆屋敷といって、
大村三十七士の一人で地方行政官として名を高め、
衆議院議長となった楠本氏のお屋敷で、
県の指定有形文化財になっているところ。
大村に18歳まで住みながら、そんな史跡があるのも知らず・・・。
庭も立派で待合(お茶の席に呼ばれるまで待つところ)もあった。


”歴史を知るとまた違った風に町が見えるよ”と。
知らないより知った方がいいに決まってる、住んでるとこの歴史。
もうここに住むって決断したならね。
寺自体、史跡でしょって。
大村藩っていえば、歴史の教科書に初のキリシタン大名って風に
大村純忠が載っていたのを思い出す。
載っていたけど、深く掘り下げてはいない当時の自分。
その程度だったんだ・・・と。郷土愛ば持たんば!
大村は宗教に深く関係しているんだよ・・・。


大村家の紋を型押しした、干菓子(和三盆糖)と薄茶を、
大村家で代々引き継がれているお雛様を拝見しつつ
頂きました。庭に面した座敷はとても開放感があり、
またお稽古とは違ったお茶の味でした。
帰りの道中は、”旧長崎街道”とかいう目印が目に入ったりして
少し町を大村の町を違った風に見るようにしようって
思う一日でした。