Mikity2007-05-25

3日目の朝は、大広間(増上寺光摂殿)へ集合し、筆記試験。
今年から詠唱の昇級の制度が変わり、
筆記試験が講司受験の際には加わりました。
まあ、基本的な問題ですよ。


”吉水流の詠唱は「合掌」に始まり「合掌」に終わる”など
「合掌」のところが虫食い問題になっているといった類のものです。
それが数問。すぐ終わりました。


4,5級の人は部屋を移動し、お唱えの検定。
4級の5人から、入堂のお作法からです。
”唱え奉る〜法然上人ふたはたのご詠歌に〜”と”御忌和讃”があたりました。
撞木(鉦を打つお道具)を握る手に汗(昨日は暑かったです)が・・・。
そうなると、勢いよく振りあがらなかったりして、
そして声は掠れ、息はいっぱいいっぱい・・・。
なんとか、なんとか終わりましたけど(笑)


そして5級の人たちの検定。
終了し、5級(入門)の方達に先生からお袈裟の授与式。
お袈裟をかける介添えをさせて頂きました。
新制度だからでしょうか、認定証が縦長になって、宗門の紋の透かし入りでした。
そしてお袈裟の銀線(昇級ごとにお袈裟に一本ずつ縫い付けるもの)が
金線に変わっておりましたよ。
検定合格であれば、当山にも4級認定証が届くでしょう!
届いてくれよー!(笑)


写真は、試験が早々に終わったので、東京にいる妹達と昇りました。
世界貿易センタービル(JR浜松町駅に隣接する)の
展望室(40階)からの眺めです。
どこかで、ビルが建設中の東京・・・。
羽田へ向かうモノレールがビルの合間を縫うように走っています。