Mikity2007-08-01

音楽三昧な、最近の私。
こんな暑い夜は、音楽でも聴いて清涼感を!!


昨日は、ピアノリサイタル。
弱冠22歳。色彩感豊な音。
なんでしょう・・・終始キラキラしたピアノの音。
綺麗な曲はより綺麗に繊細に。
そしてフォルテでも、なんかキラキラした音・・・。
あんな丁寧な演奏は、久しぶりに聴いた気がする。


前半のドビュッシーは、初めて聴く曲。
「葉ずえを渡る鐘の音」
「そして月は荒れた寺院に落ちる」
「金色の魚」・・・情景が浮かぶような演奏。


後半は、きっと得意とするんだろうな。
ショパンポロネーズポーランドの舞踏および舞曲。4分の3拍子、
中庸の速度で、力強いリズムが特徴)
ショパンというと、ヨーロッパを貧乏旅行していたとき
ポーランドへ立ち寄ったことを思い出していた。


ああ、立ち寄るんじゃなくて、是非とも行きたい国だったんだ。
ショパンの国だから。
ショパンの心臓が奉ってある教会に行きたかったんだった。
行きの列車の中で、向いに座ったポーランド紳士と話していたことに、
彼は、大学教授だった、確か・・・


”これからあなたの国へ行くのだけれど、
ショパンの国ってことしか知らないのです”って言うと。
”It's enough!(それで十分!)”と。
かくして、その教会に行き。
行ったら、丁度結婚式があっていて、パイプオルガンの演奏とか聞こえてきて。
入るのをためらっていたら。


”あんたも来な!!!”っておっちゃんが手招きするから。
ジーパンとTシャツだったけど(笑)、
教会に入って一緒に祝わせてもらった。
なんて・・・ああ、ショパンの国だ!
こうやって皆に祝福されるんだなあ・・・。


ポーランドは敬虔なキリスト教信者が多かったように思う。
どこの教会に行っても、ひざまずいて祈りを捧げている人がいた。
それはどの国より多かったように思う。


ナガサキ?ああ、知ってるよ。原爆でやられたところだろ?”
ポーランドも戦争で、焼け野原になっているので。
それはそれは日本に対する見方も違っていた。


なんだかいっぱい思い出した昨日でした・・・。