Mikity2007-08-12

昨日は、市民ミュージカルを観に行ってきました。
市民ミュージカルですから、出演者は市民です。
そしてその脚本を、私が幼少の頃からピアノを習っていた
先生が書かれたということで、
長い間会っていないこともあり・・・。


題材は、大村史に関係すること。
天正遣欧使節”のことだ。
1582年(天正10年)、南蛮貿易の利権と領土安堵を
主な目的に、キリスト教に入信した九州の戦国大名三名
大村純忠有馬晴信大友宗麟)が、名代の使節として
ローマへ派遣した4人の少年(伊東マンショ千々石ミゲル
原マルチノ中浦ジュリアン)のこと。


1633年、中浦ジュリアンが老人になって捕らえられ、長崎の牢獄へ送られた。
彼は、江戸幕府が発したキリシタン禁教令にそむき、日本各地を潜伏しながら
布教活動をつづけていたイエズス会の神父だった・・・


その彼が牢獄の中で、囚人達に、少年時代にローマに向かって
光る海に向かって旅立ったという話をし始めるという始まり・・・。
壮大な航海の話や、感動の教皇謁見の話などを
歌と踊りで表現する。


いや〜、よく練習してありましたよ、歌なんか特に。
先生が書いた脚本にあわせる音楽だけは、プロに頼んだそうだ。
ミュージカルですから、歌にしないとですからね。
確かに素晴らしかったですね。


市民ミュージカルは今回で5回目だそうで、
内容も段々充実してきて、なにより役者(市民ですからね)の
レベルアップはめざましいのでは。


郷土史を研究している私としては、
とてもタイムリーな内容でした。
終わったあとは、先生に何十年かぶりに
お会いすることができました。
独特の髪型とパワフルさはお変わりありませんでしたー!