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昨日は、市民ミュージカルを観に行ってきました。
市民ミュージカルですから、出演者は市民です。
そしてその脚本を、私が幼少の頃からピアノを習っていた
先生が書かれたということで、
長い間会っていないこともあり・・・。
題材は、大村史に関係すること。
”天正遣欧使節”のことだ。
1582年(天正10年)、南蛮貿易の利権と領土安堵を
主な目的に、キリスト教に入信した九州の戦国大名三名
(大村純忠、有馬晴信、大友宗麟)が、名代の使節として
ローマへ派遣した4人の少年(伊東マンショ、千々石ミゲル、
原マルチノ、中浦ジュリアン)のこと。
1633年、中浦ジュリアンが老人になって捕らえられ、長崎の牢獄へ送られた。
彼は、江戸幕府が発したキリシタン禁教令にそむき、日本各地を潜伏しながら
布教活動をつづけていたイエズス会の神父だった・・・
その彼が牢獄の中で、囚人達に、少年時代にローマに向かって
光る海に向かって旅立ったという話をし始めるという始まり・・・。
壮大な航海の話や、感動の教皇謁見の話などを
歌と踊りで表現する。
いや〜、よく練習してありましたよ、歌なんか特に。
先生が書いた脚本にあわせる音楽だけは、プロに頼んだそうだ。
ミュージカルですから、歌にしないとですからね。
確かに素晴らしかったですね。
市民ミュージカルは今回で5回目だそうで、
内容も段々充実してきて、なにより役者(市民ですからね)の
レベルアップはめざましいのでは。
郷土史を研究している私としては、
とてもタイムリーな内容でした。
終わったあとは、先生に何十年かぶりに
お会いすることができました。
独特の髪型とパワフルさはお変わりありませんでしたー!