Mikity2007-09-05

昨日は、長崎教区寺庭婦人会研修会でした。
寺庭でもなんでもないんですけどね〜。
おつとめの維那とかピアノとか弾く係だから
呼ばれたのでしょうけど。
おつとめの中に”衆会””宗歌つきかげ””追善供養御和讃”と
入っているので、維那の席とピアノの椅子を行ったり来たり(笑)
まるで、YMOの復活ライブの坂本龍一のよう(複数のシンセサイザー
駆使しての演奏)でした。
あ、全然違う?大袈裟だよね(笑)


研修の内容は、現役の教育長さんの講演。
”教育の在り方を求めて”という題目で。
犯罪が横行している現状について。
最近の犯罪は理由がない、発作的にキレて…
慰安婦の問題は、テレビで大きく報道するも、
子供が体を売っていることについては、
誰も関心を寄せていない、目を背けている…と。
そこには、現在の教育の在り方が浮き彫りになってくる。


”人が人として、人の親になるということはどういうことか?”
子供が子供を育てている…。学校教育も当然見直すべきだろうが、
何と言っても家庭教育に尽きるということ。
600万人のニート。将来どのようにして養うか?生活保護でしか方法がない。
税金も年金料も納めていない人たちを生活保護で?どう?
物質的に、金銭的に豊かになった社会の裏の側面だと思う。


その後は、楽しみにしていたコンサート。
九州交響楽団、指揮は飯森氏。
クロネコヤマトが、社会還元のために企画されているコンサート。
20年続いているということだ。
だから、すべて招待。なんと太っ腹!
というのも、80人近くのオケ!久しぶり〜こんな重厚感のある音〜
元少年少女合唱団のコーラスもありの。だから100人以上だね。
ああ、体が浄化される〜


ファミリーコンサートという企画なので、子供たちにも分かる演出。
ナレーション(フジテレビアナウンサー)や解説が付く。
”君もマエストロ!”という企画で、3人の子供がなんと歌劇「カルメン」の序曲を
指揮するというもの。80人のオケを振れるなんて凄い体験。代わりたい〜(笑)
世界中を旅してみよう、ということで世界中の名曲(クラシック)と
そして、世界中の民謡を終始、メドレー形式で。
曲数にしたらどれぐらいだろう。
なんとも贅沢なメドレーでしたよ。


最後は、指揮の飯森氏が10歳のときレコードを聴いて感動したという。
ラヴェルの「ボレロ」。単調な小太鼓から…タン、タタタタン、タン…
と単純な3拍子のこの曲にどうして感動するのか
その当時はわからなかったけど、と。
いやー感動するでしょう。あのppからの緊張感溢れる小太鼓に続き、
フルートのメロディーライン。そして色んな楽器にメロディが移っていって。
最後は、大太鼓とティンパニーと銅鑼とも掻き鳴らし、衝撃的に終わる。
ああ、来てよかった〜
また頼みます、クロネコさん!(笑)