Mikity2007-10-17

どうやら鼻風邪をひいたようだ。
水のような鼻水・・・。
スターッと落ちてくる(笑)油断してると。
ご詠歌の楽器(鈴と撞木)両手に持ってたら、拭けないよー(笑)


昨日も、老僧(ぢいちゃん)と諫早のお寺へお稽古です。
来月はお十夜ですので、“十夜和讃”を練習。
“十夜ってなんで十夜って言うか知っとる人〜?”
“〜♪十夜の因縁を尋ぬるに〜時の帝は後花園〜♪
平貞国発心し〜お別時せしに始まれり〜♪“


15世紀のはじめに、平貞国によって最初の十夜法要が営まれた。
貞国は、政所執事の平貞行の息子。
長男ではないので家督を継げないという無常感から、
貞国は京都の真如堂にこもり、一心不乱に三日三夜のお念仏に励む。
三夜目の夜が明け、出家する決心をした時、夢に僧侶が現れ、
“あなたは阿弥陀様のお力により必ず来世は救われる。
しかし出家するのはもう一日待ちなさい“と告げる。
すると翌日、将軍義教の命によって貞国が家督を継ぐことになる。
そしてお礼のために、七日七夜のお念仏に励んだ。


“3たす7は〜?”
それで十日十夜のお念仏が日本でのお十夜の始まり。
宮中でずっと営まれていたらしいが、今はそれが全国へ広まり。
鎌倉の光明寺お十夜は、お祭りのように盛大らしい。


“今は、十日十夜すっ(する)ところはなか(無い)ね〜”
“私が、小僧自分の時に七日七夜しよらした〜”
もう来月やね。早さ〜。