Mikity2007-11-15

昨日は、掃除を終わらせ大学へ。
水曜は授業が多いので、楽しい。


潜伏キリシタン。221年間の潜伏。
長崎は”マリア”信仰、が多いのではと思うと。
そういえば、ある幼稚園の門のところにもマリア様の像。
なんと、当山にもマリア観音的なものもあるし。
それは、絵踏を毎年しなければいけないなどという
背景があるのではないか?
絵踏はするけれど、人々の願い(キリストへの)の取次ぎを
マリアにお願いしたのでは?ということ。


世俗的社会…神不在の社会。
世界が平和になるには、国単位の法ではなく
人間共通の理念が必要。そこに神の存在なければならない。
なぜなら、”罪の意識”がなくなるから。
人間至上主義がまかり通ったらどうなるか?
何でも自由?!
人のモノを盗むのも自由?、殺すのも自由?
戦争始めるのも自由?…キリがない程に人間の欲望は大きい。


先生はサルトルと議論したことがあるそうだ。
来日したときに長崎を案内したらしい。彼が望んだそうだ。
サルトルは徹底した自由論者。
しかし、ノーベル平和賞授賞者。
”神の存在”について夜中中議論が止まらなかったそうだ。
先生が神の存在について話すが、
彼は”神はいてもらっては困る、証明できない”と言ったそうだ。
要性的無神論者。


爆心地から何キロ?
被爆地の被爆者認定の精神科の医者の苦悩。
以前の被爆地から拡大されることとなった、某前総理大臣の時に。
爆心地から12キロの範囲に住んでいる人へ拡大。
何故今頃?医療費の関係。被爆者の保険証獲得(医療費負担免除)。
戦後60年経って、その当時産まれた人たちにPTSD精神疾患があるかどうか?
というのを診断してくれ、と精神科の医者に依頼されたらしい。
そんな診断書書ける訳ないだろう(一日でも不眠症があったら
診断書に明記する・・・とか戦争が起因しているかどうかもわからないのに)
先生は、断固拒否したとのこと。


それじゃ”アウシュビッツ”と一緒じゃないか…。
ガス室送りか、強制労働か。それを医者が判断していた。
先生がそのアウシュビッツの写真を見せてくれた。
本当に医者が、指を指している写真があった。
他にも様々なアウシュビッツの写真をたくさん見た。
先生はプライベートでポーランド
クラクフアウシュビッツのあるとこ)へ行ったそうだ。


私はポーランドへは行ったけど、
クラクフには行けなかった…。
写真を見るだけでも、鳥肌がたった。
残酷だ。