Mikity2008-06-13

昨日は、トイレ掃除3箇所、自室掃除。
10分って長いようで短い。
・・・早朝、発表の練習したけど、ダメだありゃ(笑)


大学へ。
発表原稿をもとに発表。早口過ぎて8分。
しかし、問題の所在とそれに対しての仮の結論はが弱い
というか、自分ではバラバラだなあって思ってたことを、
やっぱり指摘された。
先行研究をもう一回丁寧にみること、ということだ。
敬意を払え。


セガンの1866年論文のBIBLIOGRAPHYの解読。
まさしく先行研究をどう扱っているか。
先行研究は筆者が選んだもの。
他の同じ分野の研究者が同じ先行研究を挙げてあるか?
挙げてないものがあったら、それには理由がある。


野生児研究は、1540年(ドイツ)から盛んに行われていた。
1661年リトアニア、1724年ハノーバー、そしてアベロン。
あわせて12例。
1801年のアベロンの野生児は2年間の研究。博物学
”人間の形をした動物”2つの試み。
正常な人間として扱い、教えれば習得するのではないか?
もう1つは、知的に遅れている、施設教育が必要ではないか?


心が身体を制御する―理性―知
1700年ルソーは”自然人”ということを言った。
自然人とはidiotの人たちではないか。
”人間とは何か?”ということだ。


アベロンの野生児は、1824年まで生きた。
養育院で檻の中で死んでしまったという説もある。
だから、そのまま野生児としてで暮らした方がよかったという人もいる。
しかし、教えることで服を着ることを覚え、様々なことを覚えた。
言葉はLait(乳)”エ”と発音するのみだったが。


「白痴教育の理論と実践(不治永患院の白痴児に対する教授)」
”不治永患院”
その前身となるものは?
General mixed work house(一般混合救貧院)
ここには、非定住者、刑務所から、病人、孤児が入ってきた。
そこから、病院へまた養老院へ、里親へ。
そこでどこにも行きようがない人が不治永患院へ行く。
(その当時の)高齢(50〜60代)の盲人が多く、
そして白痴の人たちがいた。
そこに関わったのがセガンだ。


「児童の白痴について」のフェリックス・ヴァザンも
”不治永患院”で働いていた。
「白痴論」のベロムは”不治永患院”でのセガンの前任者。
セガンは1843年と記しているが、原文は1824年〜1843年となっている。
・・・だから人の書いたものを鵜呑みにするな、
文献には初版、改訂、増訂がある、とういうことだ。
論文の中には、イタール、ヴァザン、セガンの名前も挙がっている。
そして、白痴の人たちを3段階に分けている。


ただ読むんじゃだめなんだよ、と
先行研究の読み方だな。