Mikity2010-12-09

水の中の魚が網を破るように、
また火がすでに焼いたところに戻ってこないように
諸々の(煩悩の)結び目を破り去って、
犀の角のようにただ独り歩め
附して視、とめどなくうろつくことなく、
諸々の感官を防いで守り、こころを護り(慎み)、
(煩悩)の流れ出ることなく、(煩悩の火に)焼かれることもなく、
犀の角のようにただ独り歩め――ゴータマ・ブッダ


犀の角のようにただ独り歩め・・・
というフレーズがこの前にも、あとにも続く。
犀の角のよう歩めではなく、
”ただ独り”歩めというところが印象的なんだ。