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死んだら（自死）ダメだよ…
なんて言う資格は私にあるんだろうか、
などとその言葉を発してから思う。
大して生きてもいない人間が、
軽々しく言うべきではないことかもしれないけど、
するべきじゃないと思うから、言う。
その人のことどんだけ理解してんの？
どんだけ人の人生わかってんの？
お前の立場は果たして何なんだ、と言われれば、
弁解の余地もないだろう。

見取り、ターミナル、枕経、臨終行儀という言葉を
思い浮かべる議論だったこともあり、
死について考える。
現代の死についての興味のなさ、無知さ…考える機会の無さ。
突然やってくるよね、って考えてみれば、
”突然”ってのはこっちがそう思ってるだけなんだよね。
昨日の夕方まで元気に話してた…朝、行ったら亡くなっていた、とか。
その人にとっては、それが息を引き取る瞬間だった…。

つい、こちら側（見取る側）のいかに生かすか、
という現代医療的な考えや、こちら側の都合に
そう思っていないと思いつつも、苛まされていると思う。
こちら側からの見方でものを言うし考える。
息を引き取る瞬間に立ち会えることは、
それこそ奇跡に近いのかもしれない。