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今年は便宜上、15日に開催の当山の花まつり。
お釈迦様の誕生日は8日です、悪しからず・・・。
さて台所。
昨日刻んだ、刻み捲くった材料を、
酢と砂糖とをご飯に混ぜたものに合わせ。
そして折箱に詰め、カラフルなかまぼこを散らし、
そして錦糸卵をその上に広げます。加えて奈良漬二切れ。
白和え班も手際よく進みます。
さて法要。
昨日綺麗に飾った花御堂(はなみどう)。
霧吹きで水をかけていたので状態良好。綺麗!
花御堂に、右手で天を指し左手で地を指す誕生仏をまつり、
甘茶をかけて誕生を祝う。
住職に続き、念仏一会と共に皆さん、順番に甘茶をかけに。
甘茶。昔は甘いものが貴重だったから、
”子供の時は、お寺に甘茶ば飲みに行きよった!”と。
ユキノシタ科でアジサイの一種。その葉を乾燥したものを煎じてつくる。
お釈迦さまが誕生されたときに、天から甘露の雨が降りそそいだという
故事により、誕生仏にそそぐようになった。
法要が終わったあと、小さなペットボトルに挙って皆さん、
甘茶を詰めて帰るのが当山の慣例。
その後は婦人会総会。
踊りあり、カラオケありの、そして5月のご詠歌奉納大会の
リハーサル。上出来じゃなかろうか(自画自賛)。
そして、老僧(ぢいちゃん)仕切りの歌合戦。
昔の唱歌や童謡を、ぢいちゃん特製の歌の歌いだしが書いてある
紙をめくり、順に、2チームに分かれて歌いあうというもの。
”これが一番盛り上がるとさ!”って。
”こればせんば、終わらんとやもんね”とお檀家さんも慣れたもの(笑)
締めの、おいしいところを持っていったぢいちゃんでした。
写真は左に花御堂、ご詠歌を奉納するお檀家さんたちです。