Mikity2007-04-15

今年は便宜上、15日に開催の当山の花まつり
お釈迦様の誕生日は8日です、悪しからず・・・。


さて台所。
昨日刻んだ、刻み捲くった材料を、
酢と砂糖とをご飯に混ぜたものに合わせ。
そして折箱に詰め、カラフルなかまぼこを散らし、
そして錦糸卵をその上に広げます。加えて奈良漬二切れ。
白和え班も手際よく進みます。


さて法要。
昨日綺麗に飾った花御堂(はなみどう)。
霧吹きで水をかけていたので状態良好。綺麗!
花御堂に、右手で天を指し左手で地を指す誕生仏をまつり、
甘茶をかけて誕生を祝う。
住職に続き、念仏一会と共に皆さん、順番に甘茶をかけに。


甘茶。昔は甘いものが貴重だったから、
”子供の時は、お寺に甘茶ば飲みに行きよった!”と。
ユキノシタ科でアジサイの一種。その葉を乾燥したものを煎じてつくる。
お釈迦さまが誕生されたときに、天から甘露の雨が降りそそいだという
故事により、誕生仏にそそぐようになった。
法要が終わったあと、小さなペットボトルに挙って皆さん、
甘茶を詰めて帰るのが当山の慣例。


その後は婦人会総会。
踊りあり、カラオケありの、そして5月のご詠歌奉納大会の
リハーサル。上出来じゃなかろうか(自画自賛)。
そして、老僧(ぢいちゃん)仕切りの歌合戦。
昔の唱歌や童謡を、ぢいちゃん特製の歌の歌いだしが書いてある
紙をめくり、順に、2チームに分かれて歌いあうというもの。
”これが一番盛り上がるとさ!”って。
”こればせんば、終わらんとやもんね”とお檀家さんも慣れたもの(笑)
締めの、おいしいところを持っていったぢいちゃんでした。


写真は左に花御堂、ご詠歌を奉納するお檀家さんたちです。