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友達の家でこんな言葉を見つけた。
”稽古とは、一より習い十を知り
十よりかへるもとのその一”
長崎に帰ってきてから、なんだかんだとお稽古をすることが
多くなり、”稽古”という言葉に敏感に反応したようだ(笑)
稽古というのは、初めて一を習う時と、
十まで習い、もとの一に戻って再び一を習う時とでは
人の心は全く変わっているもの。
十まで習ったから、これでよいと思った人の進歩は
それで止まってしまい、その真意をつかむことができない。
痛いとこをつくねえ・・・、さすが千利休。
写真は、先日お稽古したものです。
何度書いても上手くいかんとです。
しかし”天地玄黄”(天は黒く、地は黄色)とは
中国ならではの、黄砂、黄河という呼び方に反映されているなあ。
天が黒いとは何か意味ありげに思える・・・。
これも独特の言い回しなのか。