Mikity2007-04-28

一昨日、昨日と大学へ行ってきた。
他の院生は授業にきちんと出席していて、
何だか焦る気持ちも半分・・・。


副学長をやっていらっしゃる先生の授業。
”国際関係”を専門に研究。
”文化”についての話だった。


”文化”はかつて、芸術(ルノワールなど)やクラッシク音楽といった
高尚なものとして存在していた。
最近は、”文化”とは人々の生活のしかたのすべてを指す、
広い意味の言葉として使われている。
文化人類学者が使い始めた言葉であるが、一般的になっている。


これを聞いて思い出すのが、イギリスでのホームステイ。
やはり、生活習慣の違い。生活って文化だよなあ・・・って思った。
授業の際、”文化”と聞いて一番に頭に浮かんだのが
”生活文化”だった。


”いただきます””ごちそうさまでした”とは
イギリスでは言わない。まず、英語にない。
そして、金曜日には野菜のみの夕飯を食す(イギリス人と結婚した
スイス人の奥さんの家)。
金曜日はキリストの亡くなった曜日だ。


そして私は、仏教文化の渦中にいるのでは?と。
何も、文化とは文化を創ろう!って創ったものじゃなく、
生活が文化になったんだよなあって考えると、しっくりくる。


花を活けるのも然り、お茶を点てるのも、習字をするのも然り・・・。
ああ、ご詠歌もね、ぢいちゃん!