Mikity2007-04-29

昨日はお茶のお稽古。
またまた前回とは違うお道具”旅箪笥”。
この間新しい棚の作法覚えたのに(ホントに覚えたのか?)
また違う作法で行う必要性が・・・


”旅箪笥”というだけあって(右写真)、
野点(外でお茶を点てる)用のお道具で、
様々なお道具を入れたらそのまま
持ち運びできるようになっている。


そして、お釜も本来、”吊り釜”といって、
竹を円錐状に組んで上から吊って釜をぶら下げ、
お湯を沸かすタイプのものとセットで楽しむらしい。
室内で吊り釜を使用する際は、
天井にフック状のものを取り付ける必要があり、
さすがにその設えには、当山の茶室はなっておらず。


まあ、何とも風流じゃないですか。
当時のことを想像すると。
"旅箪笥"は利休も好んだらしい。
かつて、秀吉と一緒に野点を楽しんだのだろうか?


色々想像は尽きないが、作法は作法。
写真の旅箪笥は既に蓋(扉?)が開いた状態だが、
開けるところから決まっている(作法が)
いかに美しく、合理的に・・・。