Mikity2007-05-07

お寺はなにも不幸なことだけを
取り扱っている訳ではないが、
得てしてそのような情報や、
事が日常茶飯事的に飛び交う。


お檀家さんに不幸が・・・。
それも自ら命を・・・と言うのだ。
今は病院で、心臓のペースメーカーだけが動いている、と。
いったいどうしたことか・・・。
人にはわからないことがたくさんある、人のことは。


人間は弱い。
ひとりでは生きてはいかれない。
”人の間”と書いて”人間。
”人”という字も人と人とが支えあって・・・
といささか金八先生のようになってしまったが。
孤独には弱い、というか、疎外されることに恐怖を覚える。


心の拠り所・・・”私はお寺しかなかとです、よその人間ですから”
と言っていた、ご詠歌に来ていらっしゃるお檀家さんの言葉を思い出した。
”お寺に来れば誰かおらす(居る)けん”と。
そんなお寺であり続けたいものだと
つくづく思った昨日一日・・・。


写真は寺に、雨上がりに瑞々しく咲いており、思わず写メしたバラです。