Mikity2007-07-13

昨日は、大学行きました。
一昨日は行かれなかったし。
行ったら、”久しぶり〜”とか言われてしまった(笑)


”文化とは何か?”についての訳語の文章の理解。
研究には、得てしてまず師と弟がいる。
師は尊敬する師匠であり、自分の研究の先行研究をしている人、
そして文献ということもできる。
複数の師がいるんだということ。


そうした場合、研究者としては、例えば文献などは批判的に読んで
解釈する。そこには、自身の価値観があって、価値観に左右される。
そして、筆者がどのような立場で研究しているのか、モノを言っているのか?
ということを、踏まえて文章を読むようにと、先生は再三言われる。


しかし、”はい、わかりました”と言ったところで、すぐできる技でなない。
たくさんの文献を読んで、読み比べたりすることができる
レベルにならないと難しい。
どういう視点でモノを言っているか?相手の立場の理解をすること。
それ即ち自分の立場の理解も必要だ。
イデオロギー(世界観)・・・。


マルクス主義者による”文化”
無神論を受け継ぎながらも、それらの非現実的考えや、歴史を無視し、
弁証法に基づいて、共産主義の体制の実現を目指した。
20世紀まで影響を与えた思想。旧ソ連の崩壊とともに衰退。
文化とは、礼節、文明、知的・精神的・物質的進化の全般的プロセス。


人間は人間である以上、人間社会をつくり、
そしてそこに文明が芽生え、
秩序が生まれ、”礼節”、慣習、倫理、道徳が生まれる。


この間までの文化理解とは、また違った展開。
しかし、マルクス主義言わんとするところの
理解を少し進められたかなあというところでした。
”礼節”なんていう言葉も久しぶり聞いたし。


”礼に始まり、礼に終わる”
”合掌に始まり合掌に終わる”
とか、なんとなく思い出していました。