Mikity2007-07-15

台風上陸!暴風、波浪、雷、高潮警報が
出ていました。寺中の雨戸を閉めて構えておりました。
なんせ、去年酷かったからね。台風の爪あと!
落雷!恐るべし!!!!
地震、雷、火事、親父・・・。


その意気込み(笑)とは裏腹に、長崎は台風の左側に
掛かったようで、他県のようには酷くなく。
そんなことで、雨戸を閉めたら、比較的静か〜。
いつものように、お茶とお花のお稽古しました。


平水差し。どうやって蓋は開けるとやったっけ?
道具が変わると、茶碗とかお茶入れの置く位置も変わります。
何か、自分なりに解釈つけて印象づけて覚えるようにしています。
逃避するような想像をしてみたり(笑)


水差しひとつにしても、様々な種類があって、
それは、利休が陶芸家に”今度こんなの創ってくれる〜?”と
具体的に発注したのか?
それとも、陶芸家が、”今度、こんなの創ってみたんだよね〜”と
利休に持ってきたのだろうか?とか(笑)
なぜなら、道具で作法が変わるから。
この陶器を大事に使うには、また、この動作を綺麗に見せるには・・・って、
きっと考えただろうしなあ。


筒状というか、壺状の水差しが多い中、
平水差しは、文字のごとく平たい陶器。
水がたくさん入っているのが見え、涼しげな夏の演出。
そうそう、この間見つかった(笑)いのししのお茶椀(瑠璃色)で
お薄を頂きました。


そして、”涼しげに初夏のイメージで”とお花も涼しげ繋がりです。
自由花です。カスミソウの高さがどうも、
いまいちしっくりきませんでした。
長さを変えると雰囲気が変わってきますねえ。
どうでしょう、涼しげかしら?