Mikity2007-08-05

昨日から、3日間集中ゼミで大学です。
朝から夕方まで、びっしりです。


先生は、山口からお見えでした。
地域について。
先生は、社会学を勉強されていて、各地に社会調査に
出ておられていて、過疎の地域の調査をされている。
主に、中国地方だ。


先生が、出演されたNHKの番組のビデオを見た。
ある村の過疎の現状、そしてどうこれから生きていくか?
もう、行政に頼らない生き方を、自分達で生きていく方向を
模索するという、一歩進んだ方達が出演されていました。


キーワードは、”高齢者の安心、高齢者の雇用”
郵便局が、高齢者の安否確認をしている地域もあった。
用事があれば、庭先に旗を立てておく。
そしたら、郵便局員がのぞいて、短い会話をして・・・。
”ひとりで暮らしておったら、誰とも喋べらんのよ”と。
救急時の対策。


そして、働く場所を作る。
”道の駅”を作ったある村の話だった。
いわゆる第3セクターといわれるもの。
出資は、自治体と民間が出し合って・・・というものであるが、
ほとんどが、自治体に頼ったものが多かった中、
この村のやり方は、皆に株式を買ってもらうというやり方。


そうすることで、皆が参加しているという意識。
株主総会も喧々諤々である。
”失敗はできない・・・”
そして、この道の駅には、温泉も掘り当ててあった。
そこに看板娘の80歳代の女性の雇用。
こうして、村の人が働く場所ができていた。


これは、この中国地方の問題ではない。
日本全国このような状態になっていくようになっている。
そして、中国も韓国も深刻であるということだ。


生き方だなあ・・・。