Mikity2007-08-19

心頭滅却すれば火もまた涼し”
禅家の公案とされ、1582年甲斐(かい)国の恵林寺
織田信長に焼き打ちされた際、住僧快川(かいせん)が
この偈(げ)を発して焼死したという話が伝えられているそうな・・・。


無念無想の境地・・・。
この快川をもってすれば、今年の猛暑も涼し、ってことに(笑)?
レベル低いですね(笑)


昨日は久しぶりにお茶のお稽古。
盆休みに、五島に行ったという生徒さんが二人もいて、しかも同時期に。
おみやげのお菓子も二人ともから頂き。
いも羊羹とサザエの形をしたでっかい最中(笑)を頂きながらのお稽古です。
遠くからみたら、シュークリームがのってるみたいで笑いが止まりませんでした。


続きお薄。
お濃茶のお手前の後に、続けてお薄のお手前をするというお稽古。
お濃茶の飲み終わって、拝見が済んだお茶碗をお湯ですすいだら、
”続いてお薄を差し上げます”ってんで、
亭主は、一端、建水(すすいだ水などを入れる入れ物)を持って
水屋に下がり。
干菓子を持ってきます。


この干菓子は、老僧(ぢいちゃん)が、通販で買ってくれたもの。
ひまわりと、カニを形どった和三盆糖
可愛か〜(笑)
お濃茶の設えというか、道具が並んでいるので、
お茶入れ(お濃茶入れ)と、茶器(お薄茶入れ)を入れ替える作業とか。
茶巾を絞りなおす作法とか・・・
またまた、たくさんの作法が。


確かに一つ一つを考えれば、必要なことで
ホントに客のことを考えた動きだ。
何だろう・・・客も茶道の根底に流れるものを分かった上でのこと
ってもの感じるなあと思った次第でした。