Mikity2007-08-25

もう〜蒸し暑い!!と思っていたら、
雨が降ってきた、夕方から。
チョッとは涼しいかしら。


戦後の闇市の話を書いてある本を読んでいたが、
子供(戦争孤児)たちが、会社を作るという設定で。
その子供たちは、一つの大きな家に一緒に住んでいる。
そこには、キーパーソンなる”先生”がいる。
闇米を売っていたが、縄張り問題に巻き込まれ…
でも、その大きな家というのが、いわくつきの洋館で。
一人のアメリカ兵がその洋館に大きく関わる。


その彼のおかげで、縄張り問題に巻き込まれず、
命拾いでした子供たち。
闇市の場所で、同じものでも、値段が違うことを発見し。
そして、子供たちの中に、絵が得意な子がいて…、
他にも、会計担当、リーダーなどと役割を決める。


何を売るかと話し合った結果、
アメリカ軍のジープの模型。厚紙に絵を描いて
切り取って組み立てるというもの。
最初は売れるか…と懸念があったけど。
大当たり。


人間、日常生活必需品だけで生きていく程単純ではないよね。
それは、戦後のモノのない時代でもそうであった。
いや、そんな時代だからこそかもしれない。
娯楽…、苦しい生活を凝視しなければいけない現実を逃避させるモノが
必要だったかもしれない。


この現代のストレス社会も、そうだろうね。