Mikity2007-10-23

昨日の日中は、夏日が戻っていた。
”今日は日差しの強か〜”って
老僧(ぢいちゃん)と、アーケードの文具屋さんに
拡大コピー(模造大)に行き、
郵便局へ(京都から間違って履いて来た雪駄の持ち主が
わかったらしい)


しかし、朝夕冷えるので花の寿命が長くなったー、覿面だわ。
人も花も暑さには応えるわ〜。
さて、どうだろう、外は秋らしく色づくのかしらねえ・・・。


”景観の改善なくして、日本の文化的価値の向上は実現できない”
早稲田大学のある特命教授が言っている、という文章を目にした。
”文化”について勉強してるからなあ。
戦後の日本は、景観の美しさは二の次に、
経済だけを発展させてきたように思う。


まあ、復興してきた当事者からしたら、そんなことかまってられなかった
と言うかもしれないけど、景観の美しさは豊かさを醸し出すと思う。
何も、経済的にとかではなくて。
平和に、満たされた(物質的に)時代に生きている者の
戯言と言われるかもしれないが、
無意味にカラフルな看板、統一感(色など)のない街並みは、
余計に貧しく見えるのは気のせいか。


なんだったかハリウッド映画に、日本の街並みをセットで作って
撮影されているシーンがあったけど、
電線、道にはみ出た電柱(鉄塔だったな巨大な)を
やたらと強調されていたのを思い出す。
ガス管と、電線を一緒のところに埋めないって、
安全重視の結果かもしれないけど、
ああ、第三者から見るとこう見えるんだなあと思った。


なんて言っているのは、自分の周りがなかなか美しさに到達できないから。
一人でできることは限られるのだ、要は。
考え方、価値観の違いなんだろうけど、
どう言ったら伝わるだろうか。