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”･･･六道をめぐるに人身をうくる事は、
梵天より糸をくだして大海の底なる針の穴を
通さんがごとしといえり”

･･･餓鬼、畜生、修羅･･･

昨日は寒かったー！
石油の高騰を受けてか、大学は暖房が入っておらず、
図書館に行っても研究室に行っても寒かった。
授業で発表した教室も、もちろん。
ガソリン152円/ℓって長崎だからだろうなあ･･･

一度つかんだ贅沢を捨てるのは難しいねえ。
水不足、石油高騰･･･資源の無駄遣いにブレーキを。
当たり前になってしまって、感謝を忘れているんだ。
”クリスマスのイルミネーションも（11月からなんて）早すぎる！”と
電球をいっぱい使ったどこぞの夜の街の映像を見て
ばあちゃんが言っていた。
本末転倒だ。

”貧困”は諸悪の根源だと思う。
昨日の授業は、戦後の日本の社会事業についてだ。
貧困を引き起こす原因があるんだろうけど。
しかし、戦争があったから福祉が充実したというのは、
短絡的な考え方だ。
国の施策は後手後手で、戦後当初は、
地域の慈善家の力に頼ってたような感じを受ける。
やはり福祉が根付くには地域あってのものだと思った次第。