Mikity2007-12-20

昨日は、座敷を掃除し、
廊下と位牌場を雑巾がけして・・・
ああ、相変わらず造花が捨ててある可燃物のところに・・・
針金が入っていない造花を誰か開発してくれないだろうか。
それか色褪せない造花とか。
針金に変わる何か、今どき何かありそうだけどなあ。
自分のご先祖にお供えしたものは、持ち帰るとかね。


大学へ。
信仰の呪術性。
やはり目に見えるもの、見えないものの問題では。
現世利益。その当時そんなに医学がまだ進歩していない時、
”改宗したら病気が治った”とかっていうことはたくさんあっただろう。
たまたま!と言われれば否定できないところもあっただろうが、
当事者はすがりたい一心だろう。


そして良いことだけではなく、
改宗しないから、あんなことに、こんなことになったんだ!
とこじつけ的解釈。
位牌、数珠、お札、お守りを手放して改宗したけれども、
明日から何を拝めばいいのだろう?と思う。
そこに”物的信心用具”が必要だ。
だから宣教師の後を何ヶ月もついて周り、十字架などの品物を
手に入れようとした。


当然そんなに数はないので、
信心深い人から、ということになる。
逆に、そんな民族性を利用して、宣教していたのだろう。
日本人は珍しいモノ、入手困難なモノだけを珍重する。
これは今も変わらないね。


”徳”とは。
徳は習慣だ、と。
倫理的な善い行いを容易に行わせるための、強い、恒久的な習慣。
そこには、信じること、が前提。
まず、賢明であること。
無分別の原因を探る、そして矯正する。
思い当たる節は様々・・・。
”・・・訓練の欠如、怠惰、過度の感情的、情欲的な心情、
目的達成に対する情熱の不足や無気力さ・・・”
そして・・・熟慮。


医療訴訟。
医事紛争、医療事故、医療過誤、医療事故損害賠償請求訴訟。
医療訴訟には色々なものがあって、
言葉の使い分けが難解だ。
日本の訴訟の現状。
医療訴訟が刑事訴訟になるのは日本ぐらいだと。
刑法38条には”罪おかす意思のない行為は罰しない”とあるが、
医療事故も、一般の殺人と同じ扱いをされるということ。


色んな手を尽くして、医療行為を行い、結果が悪かったら
訴訟を起こされ、病院を解雇になり・・・といういくつもの事例。
それじゃ、医者は居なくなるなあ。
最近の産婦人科での訴訟のあと、産婦人科医が次々に
病院を離れたらしい。
チームを組んで取り組むので、そこの病院からは
産婦人科が無くなったということ。


医者が足りないって(特に小児科と産婦人科)耳にしてたけど
こういう事情もあるんだな。