Mikity2008-02-12

昨日は、花の水代え。
ぢいちゃん(老僧)がウロウロしていたので、
どこかに行きたいのかと聞きにいったら、
”今日はどこも休みやろうもん”って。
そうか、世間は3連休。


昼ごはんと霊前の後片付けを終えまして、
諫早の植木やさんへ椿展を見に。
八重じゃなくて、この立派な薮椿(写真)が
描きやすいんじゃないの、絵手紙には。
絵手紙はデフォルメしたほうがいいもんね。


隣には、竹(かなり太い)を数十本と椿を
つかった活け花がありました。
なんでもその流派は、”花芸”と呼んでいるとのこと。
大作です。


その後は、祐徳稲荷神社へ。
紀元節の行事があったようで、白衣に袴の人たちがゾロゾロと
紅白の幕を片付けていました。
かなり階段を上がったところにありまして、
さすがに奥の院までは行きませんでした。


見たような”抱き茗荷”の紋が扉に付いていました。
・・・茗荷は、日本十大紋の一つ。
日本原産、秋の草花である茗荷は物忘れの妙薬。
また麻酔作用があること、邪気を払う草花をしても有名。
ミョーガという音は神仏の加護を意味する「冥加」に通じる。
また煩悩を解脱させるとして民間信仰の対象であった「摩陀羅神」の
シンボルが茗荷であるところから、神仏の加護を受けられる、
縁起がいいということで茗荷紋が誕生したとされている。
だから神社や寺で使用されることが多い。


そうか・・・冥加ねえ。