Mikity2008-03-21

昨日は、お彼岸中日法要。
祝日でしたのでたくさんの方がお見えになりました。
風が強かったですねー。


おときは、きゅうりなます、赤飯、味噌汁昆布の煮物。
干椎茸と人参と油揚げとを刻んだら、調理開始。
まあ、ちょっとだし入れすぎたか?と思ったけど、
味付けで挽回。


そんなこんなで調理していると、
お寺の近所のおばちゃんがやってきた。
お墓参りにきたのだろう。
病気して入院→老人保健施設→在宅と経て、
デイサービスとホームヘルプサービスを利用しつつ
お寺へ登って来られるようになった。
いっつもこのように法要の時は、おときを一緒に作っていた。


なんだか、台所に来たと思ったら、手伝う流れに(笑)
”大丈夫ね〜?”
大きなバラ柄の割烹着を貸してあげた。
”まー、派手かね(笑)”と言われつつ。
”年取ったら、こげん派手かとば着らんばと!!”
麻痺も一見わからないくらいに回復してるみたい。
お釜のご飯混ぜられるし、味噌汁も注ぎ分けられてたしね。
”また、さめの法要も手伝いに来んばよ〜”


”一人でおったら、だい(誰)ともしゃべららんとさー、
晩御飯食べたら後は、寝るだけ〜”
”お寺に来てよかったろうんもん!”(ばあちゃん)
”しゃべってから晴れ晴れせんばー”だって。そうだね。


大量の後片付け(茶碗洗い)をしていたら、背中が痛い〜。
重いもの持ち過ぎたかー。
ま、チョッと休むかー。


夕方は、津軽三味線津軽民謡を聴きに。
三味線の2人は九州人男性(長崎と鹿児島)で
民謡を歌っていた女性は関東出身。
なんで、色んな三味線と民謡がある中で
津軽三味線と民謡にはまっていったんだろう。
若い青年達でした。若いって言ったって師範の人もいたので・・・同じぐらいか。
みんな日本一を目指している。


津軽三味線の叩き三味線のリズムや節に、女性が謡うという光景を見て、
何故かスペインで見た、フラメンコを思い出していました。
フラメンコもギターと打楽器の男性がいて、独特のリズムと哀愁ある節で歌う。
どちらもsoulfulだからかな。
巷に様々な最新音楽、西洋音楽が溢れていても、
やっぱり、日本人には日本人の耳に馴染んだ音階や節が歌詞があるんだ。
それが心に響くんだろう。


そして、骨格がそのような節を謡うように
出来てんじゃないかなーと思ったりもした。
あのコブシ回しは独特じゃないですかね。
そんなのを見て一昨日話した内容も同時に思い出し。
”箱根八里”が小学校の音楽の教科書から消えたらしい。
”歌詞の意味が解らないから”という理由だそうだ。


私だって、意味が解らず歌ってたさー。
後で解るようになるんだよ。
どうなる音楽教育。古いものをそんなに簡単に切り捨てていいのか。
教科書で出会わなかったら、出会う機会ないよなー。
ますますジェネレーションギャップが大きくなるね。
歌って結構コミュニケーションに役立つのに。