Mikity2008-04-23

昨日は、朝からなんと老僧(ぢいちゃん)は元気。
ケロッとしたもんだよ(笑)
補聴器を無くしたことに気づいたらしい、一昨日。
羽田の荷物検査のところは補聴器してたのは見たけど。
必ず”何ですか?(計器に支障にあるものですか)”と
聞かれるし(笑)
まあ、コートを着たりなんだりで落としたとやろ。


だもんで、朝から補聴器を買いに行き。
ついでに耳鼻科も行くって。
”あ〜太かゴミの溜まっとった〜”と、どうも先生がピンセットで
挟んだモノを見せてくれるらしい(笑)
そしてドラッグストアにも行きたいと言い。
ハイハイ、行きましょう。


さてさて、大学へ。
”学問”とは”何故”という問いに答えるもの。
”何故地震が起こったのか?”原因を聞いている。
”何故人を殴ったのか?”理由を聞いている。
自然科学と人文科学の違いを考えてみる。
医学は起こりうる現象(例えば咳がゴホゴホと出る)に対して、
原因を突き詰め、違う言い方に置き換え原因を語る。


出来事(生ずる)と行為(なす)ことの違い。
行為と行動は違う。動物は為すことを持たない。
人間は単なる生ずることの中に生きていない、必然に支配されない。
考えて行動するんだ。
自然によって生ずることは必然的に生じる。法則の存在。
”自由”であるかのように振る舞う・・・人間の振る舞いには予知ができない。
予知破りの自由。
人間のやったことには”責任”がある。


因果律的な世界把握。
原因、結果の連鎖。AがBを生む。
BのためにAを選ぶ。目的の為に手段を選ぶ。
”人間の行為には始まりと終わりがある”・・・劇を作ることができる。


倫理学において、普遍的なものは”人間であるということ”
”子供はまだ人間ではない”―デカルト
ゼロから倫理的事実を理解するまで、そこには”しつけ”
親からの。
”とにかくそうしなさい”というのが理性的だろうと。
言うことをきく、きかせる。権威あるものから。
そこから”何故”ということを考え直すのが倫理学
教育されることによって”人間”となる。
”健全な”・・・健全がどれだけの力を持つか?
健全の概念とは?


「真」true,truth・・・知る(認識)知ると思うの違い。その主体はどちらも”私”
真か偽か?
”思う”は”知る”ことができる、確かめることができる。
”人間は知るということを求める”―アリストテレス
「善」good,goodness・・・よい(実践)行為と選択がつきまとう。
「美」・・・感じる(判断)客観性が必要。
趣味の問題ではなく本当に美しいもの。
”綺麗”と”美しい”は瞬間的に使い分けている、確かに。
・・・人間を超えたものに使うのではないか。
おどろおどろしいもの、美しいもの・・・支配するもの。
しかし、それに対して祈るとひれ伏すは違う。


昨日の先生の印象的な言葉は、
”みんな一つで孤立しているものはない”
概念はみんな繋がっているということ。