Mikity2008-05-17

昨日は、花の活け代え、水代え。
終わって、ぢいちゃん(老僧)宛ての電話がかかったので
部屋へ行って起こす(笑)
昨日の疲れは無くなったみたいだ、あの様子は。
90歳にしてこの元気!


築地や靖国神社に行って見たことやったこと、
ひとしきりばあちゃんに話していたみたいで、
あまりにもうるさいので、居間に逃げて来たら、
居間に来て1時間ほど話していったらしい。
そして散歩にも出かけたらしい。


”どこに行っとったとかーっつ。呼びよったとに!”って
大学だよ。


砂漠に追放されたアントニウスは砂漠で隠遁生活を始める。
こもって修行、苦行を行った。
6世紀、ヴェネディクトの会則。
修道院制度の始まり。祈りについては一人で行うも
人間は弱いので共同生活を始める。
ミュンヘン、(ウエスト)ミンスターって共に修道者の意味。
仏教教団の作られ方にも似てるよな〜


祈りと働き。
時課の間に労働を入れる。
人々の移動の時代、定住させることを考えた。つまり自給自足。
開墾して農業して・・・必然的に鍛冶、水源確保。
そして本の写本をを労働の中に位置づける。
羊皮紙の作成。


バリニャーノの日本への適応。
宣教区を3つに分ける。京都を中心、長崎を中心、豊後を中心とした地区。
地区長を定め、学校を作る(セミナリオ、コレジオ)
ヨーロッパで議論されていることは教えない、学説化されたものを教える。
週1回は外で過ごさせる。
哲学、神学、自然科学の勉強。


日本人は、自然現象にについての質問が多かったらしい。
”雷は何故・・・?”
タタリだなんだって言ってた時代だ。
その質問に正確に答えられるように勉強した。
信用獲得。
そして日本人の司祭を育てる、社会のリーダーを育てる。


宣教師がその国の言葉を学ぶ。
『日本小文典』という文法書を先生が見せてくれた。
日本語には3つの読み方がある、呉音、漢音、唐音・・・
っていうトピックスがあった。
1つの文字が3パターン読み方があるのは不思議だろうね。
そりゃあ、アルファベットにはないことだしなあ。
そして使ってるほうはそれが普通だと思ってるわけだし。


文化理解についてまた考える時間となりました。
呉音、漢音という話も助教師、教師養成講座で出てたし。
他の国の理解の前に、自国の理解が先だね、と
自分が果たしてどれぐらい理解しているか、って。
他国の人がどのように理解しようとしたかという
プロセスを知るとそう思う、今日この頃。