Mikity2008-06-02

かつての同僚からのメール。
利用者さんが一人亡くなったとのこと。
どうやら、3ヶ月の入院の後ということだ。
彼は、奥さんと息子さんと自営業をやっていた。
しかし、若くして脳梗塞で倒れた。
片麻痺が残っていたが、在宅で生活していた。


なんとか在宅で過ごそうと、奥さんと息子さんで
自営業を引続けながら、介護していた。
そんな中、奥さんも倒れた。
それからは娘さん夫婦も一緒に協力していた。
家族総出だ。


同僚と話していたことは、
そんな状況下において、本人が明るく、色んな話をしてくれたこと。
特に、実家にいつか帰るんだ〜とか、若いころの仕事の景気のいい話とか、
小学生の時にお母さんが亡くなって、
夕飯の時間になってもお父さんと二人ジッと、何かを待っていた・・・
だから、夕方になるといつでも(今でも)ブルーになるんだ、という話。


そして、暢気何だか何だか(笑)怒らない息子さん。
怒ってもしょうがないんだよね。
日々生きなきゃだからね。


私が関わっていた中で、印象的だったのは、
いつか歩きたいということ。
今、機械が開発されていて(もう、頼んである!って)、
それを足にはめて歩くんだー、実家に帰るんだー、
と話していたことだ。
一緒にリハビリに励んでいた時期もあった。
みんな頑張った。
そしてまた学ばさせて頂いたね、と。
今頃、お母さんに会っているでしょうね〜


写真は、昨日の野点席at大村公園。