Mikity2008-06-30

昨日も雨が降っていた。
どこに行こうにも億劫だ。
老僧(ぢいちゃん)の部屋へ来月の予定の
打ち合わせに行った。7月は半分おらんよ〜


ベッドの下を掃除して欲しいということで、
キャスターが付いてるのに抱えようとするから、
畳の上にぢいちゃんがスッ転んだ(ケガ無し)
”お前一人ででくっか!”って言うけど、
誰がするっていうのさ。
サッサとやった方がいいさ、こんなに部屋の中で
モノを移動したらさー。危ないし。


”世の中金よ”というセリフを思い出していた。
それに近い場面に最近、遭遇したからかもしれない。
初めて就職した老人保健施設生活指導員が言っていたんだ。
もう10年ぐらい前か。
聞いた時の、それを私に言ってどうするのか?ということと、
その何ともいえない不快な気分まで一緒に思い出した。
そのセリフの前に、その日は相談内容に金絡みの話があったんだっけか。
(利用者の死後、利用者本人の)金をくれるんなら
身元引き受け人になってもいい、という
やっとみつけた遠い親戚の返答・・・だったか。
今どき、金の絡んでない話を探すほうが大変じゃないか。


結果、金がかかる、金をやるから動け、金をくれるなら・・・。
立場の違い、考え方ひとつでどのようにも取れるよなあ。
”世の中金よ”っていう極論を出された瞬間、
その人の言動を走馬灯のように思い出して、あの時の発言は
そういうことが根底にあってのことだったのかと、
いらぬことを思い出してしまう。
考えすぎだろうか。