Mikity2008-10-15

昨日はトイレ掃除を早々に済ませ
大学へ。
ウジウジ悩むより行動!そう行動だ!


軍の町として栄えた大村は、
敗戦後、膨大な軍の施設とともに呆然とした。
これからどうするのか?
陸から、海から占領軍が進駐してくる。
自分達の営舎を修繕させるため、大工や職人を集めたり
慰安施設を求めたり…通訳の手配…えーッ、やっぱりと
予想通りの展開かと思ったら、
その活動は予想外に紳士的だった。


機械の力で町の瓦礫や遺体などの処理を
一日でやってしまうなど、様々な予算が組まれていた。
そして、この膨大な軍の施設を活用するべく
園都市構想が持ち上がる。


原爆で焼けてしまった長崎市の学校を大村に移転させるなどだ。
工業学校を移転させ、いずれ高等学校へ昇格させ、
優秀な人材を育てるってところまで計画して。
その他師範学校や、浦上にあった私立の学校など。
この流れで母校もほぼ旧軍の施設なんだろうし、
様々な援護施設、養護施設もそうだ。そして病院も。
大村には私立病院も国立病院もあるが、
やはり旧軍の施設だ。


復興目覚しい戦後の日本は、様々な力によってなされてきた。
真面目に人の援護に関わった人、それを逆手にとった人。
膨大な予算をつぎ込んだ勝利国。
その指令を行動に移した厚生事業、人たち。
まだまだ様々なこと整理しないとですね。