Mikity2009-07-06

”生きることは破壊だ”
といった内容のところに差し掛かっている
読みかけの本。
皆、命はなんとありがたい!尊いものか!と時に讃嘆するが、
肉体の維持と物質を重んじているのであれば、
破壊無しには生きられないのだ。
それほど美しいものではなく
生きることは残酷なものだと著者は言う。


肉体を維持すること、食べること
即ち、物質を独り占めすることであり、
そのための戦いは、何よりも恐ろしい・・・と。
勝っていれば幸せか?


食べなければ死ぬ、食べるためには破壊する・・・。
生きることは矛盾だ。
それを示すのが、釈尊が示す、戒律・規則・基準なのだと。


独り占めしようとする、執着する・・・
逃れられんね・・・このマテリアルワールド。
喜び、楽しみもあるけど、
嘆き、悲しみ、憂い・・・気づけば不満ばっか!ってね。