Mikity2009-11-26

昨日は座敷掃除、廊下雑巾がけ
位牌場雑巾がけなど…。


理性と信仰の調和。
トマスの最大の功績は、
相異なる哲学と神学とを調和させたこと。
トマスは哲学をどのように位置づけているのか。
彼は、哲学を神学の婢女(Ancilla theologiae)として使用した、とした。
”婢女”にかわる違う表現はなかったのでしょうかね。
そりゃあ、”哲学はすべての学問を修める”と言われる人たちから
批判にあうでしょう(笑)と皆で話した。


ま、しかしその辺の真相を知るべきだ。その先がある。
トマスは哲学を”哲学を神学の婢女(Ancilla theologiae)として使用した”
というとき、哲学と神学の関係は決してこのようなものではない。
トマスは、哲学的結論の審議を神学的に判定服せしめ、
神学が哲学を”道具”として使用することを認めている。


難しいことを難しい言葉で難しく言うのは簡単だ。
修道院で生活する人たちに対して講演するが、難しい。
しかし、専門用語を使わない普段の言葉での彼女らの質問に、
大いに刺激を受けた。
ということで、本を書いたんだという神学大全を翻訳されている
先生(修士の時に習った)のエピソード。


先生も小中学生に話をする機会があり、非常に悩んだと言っていた。
しかし、その子供が親を連れて来たり、
挙げ句、宗教者の道を選んだ子が数人いる、という話をしていた。
小学5年生の時に聞いた話は今でも覚えていると。
…子供にいかに教えるか。