Mikity2010-01-25

昨日は佐世保表千家)の初釜。
昨年は雪が積もったんだよね〜懐かしいねと言いつつ。
雪は降ってないけど、今年も汽車の旅。
自ら運転しなくていいから、景色を楽しめる。
そして着物談義とかね!
帯が締まらないので、ギューギュー締め付けていたら
仕上がりが余り気に入らない…。
どうも締めすぎだとご指摘を受け。


最初はお濃い茶席に行きました。
軸は”松菊高年歓”
三宝に乗せてある熨斗の上には、朱色の打ち出の小槌(寺では橙を乗せた)
高麗卓に珍しい形の水差し、濃い茶色に梅の花があしらってある。
卓によく合ってたよね。
茶入れは遠目から萩焼だろうねと言っていたものは、朝日焼(京都宇治)だった。
茶杓は初めて見る形で、銘を”丹頂”としてありました。
そうか、丹頂ツルの首の形なんだね!!
香合は鶴で何焼だったっけ?
主菓子はいつものように、でっかい薯蕷饅頭、中のあんこはウグイス色。


薄茶席は立礼で。
花はアヤメと梅でしたね。隣に虎の香合。
茶入れの銘が”若松”とあり、松の葉があしらってある。
そして話を聞くと、竹で作った茶入れだった。
よく見ると竹の形。竹の塗りって難しいよねー、割れるよねって話したけど。
そこは塗りの技術なんでしょう。
そして茶杓は、竹でなく、梅の木で出来ていました。
松竹梅がそろい踏みですね。めでたい。


そして点心席へ。
隣に座った方が話かけてこられたので、話していると、
京都の知恩院の近くにお姉さんが住んでいらっしゃるということで
京都にはよく行きました〜と。
生麩や湯葉なども、どこのんがいいなど情報通なようでした。
京都駅で、手当たり次第に生麩を探していた私とは年期が違います(笑)
最近は腰が痛くて生け花もほとんどやっていなくて、
今日もやっと来ました〜ということでした。


佐世保の町をブラブラ歩いて駅まで行った。
充実でしたね。