Mikity2007-10-03

昨日は、お茶の出稽古でした。
相変わらず日差し強いー!
着物を着る気が失せます(笑)


昨日は運び手前。
お釜しか設えていないので、水差しから全て運ぶ。
棚とか一切ないので、置く場所の目安は、”畳何目”とかです。
ほとんど、畳の目で数えます。
畳もこういう役割があるんだなあ。


お茶入れの形は”中次ぎ”
黒の漆に菊と桐がデザインされているもの。
漆のところに布目がついているので、を塗ったあとに、
布で模様をつけたのでしょう。初めて見ました〜。
茶杓は稲穂の絵が先のほうに描いてあるものでした。
美味しい栗蒸し羊羹などどお薄を楽しみました。


その後は、大学へ急ぎます。
行ったら、なんとその授業を取っているのは私一人!!!
なにーっ、先生とマンツーマンでした。
先生は京都大学におられたので、最初の雑談で私のことを話すと、
”黒谷”にはよく行ったんだよ〜と、おおっ!


そんなこんなで、ギリシャ哲学が専門でいらっしゃいます。
ギリシャ語で書物を読むには、語学のベースが無さ過ぎるので、
ラテン語を勉強することになりました。
言語の話、なかなか興味深いです。
インドのサンスクリット語は、アジア系の言葉じゃない、とか。
インド−ヨーロピアン言語の一つに分類される。


昨日は言語の分類の話で、ラテン語は親で、たくさんの子がいるということ。
フランス語、イタリア語、スペイン語がそうであるということ。
英語、ドイツ語はゲルマンの言語に分類。
そして、ギリシャ語、サンスクリット語がそれぞれにある。


”(この勉強は)何かの役に立つでしょう・・・、役に立たなくてもいいんだよね”
と先生が言われましたが、
いやー無駄はないですよ。